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2011年7月28日 (木)

ちびた石鹸はなぜ泡立たない?

石鹸がだんだん小さくなってくると、泡立ちが悪くなることをよく経験する。
最近はそれほどではないが、昔は必ず新しい石鹸に比べて、使って、小さくなった石鹸の泡立ちは悪かった。

使うたびになぜだろうと思いながらも、そんなものかなと思って、深く考えなかった。

しかし、やはり気になるので、考えてみた。

石鹸は水に濡らすことで、泡立つ成分が水に溶けて、水の表面張力を下げて、洗浄力を高くしている。
石鹸が純粋に泡立ちの成分(界面活性剤)だけならば、小さくなっても泡立ちの仕方は変わらないはず。

ではなぜ泡立ちが悪くなるのか?

石鹸の中に水に溶けない不純物がほんの少し含まれているとどうでしょうか?
不純物は石鹸の中に一様に分布しているので、はじめのうちは表面にはほとんど不純物はないと考えられます。
しかし、使ってゆくうちに、水に溶けない不純物は、泡と一緒に溶け出すことはなくて、
石鹸の中に取り残されると考えられます。
石鹸が小さくなってゆくにつれて、不純物は石鹸の中に濃縮されてゆくわけです。
特に、石鹸の表面付近には不純物の多い層が取り残されると考えられます。
その結果、小さくなってくると、水に溶けない不純物で覆われた石鹸は、
表面に水に溶ける成分が少なくなって、泡立ちにくくなると思われます。

小さくなった石鹸の表面を少し削れば、泡立ちやすくなるのかな?

今度実験して見なくてはwink

実際に、泡立たなくなった小さな石鹸の表面を歯ブラシでこすって、少し削ったところ泡立ちが回復しましたhappy01

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