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2009年5月 3日 (日)

飛ぶということ

 

鳥や飛行機が飛ぶ場合も、物体は浮き上がっている。これは物体の下の部分の圧力が上の部分の圧力よりも大きいためである。

すなわち重力によって、物体を落下させる力と、物体の下部と上部の圧力差により上昇させる力がつりあっていることによって、飛ぶのである。

 

ただ単に浮いているということは、物体が前に進まなくても、浮力で浮いているが、

飛ぶということは、前に進む力(推力)が必要になる。

 

鳥や飛行機は推力によって飛ぶために、翼が必要になる。

すなわち、翼の下の部分の圧力が上の部分の圧力よりも大きくならなければならない。

そのために、鳥の翼も飛行機の翼も少し下に向かって湾曲している。

 

湾曲した翼に、翼に平行に空気を流すと、空気の流れは翼の湾曲に沿って、下のほうに押しやられる。

そのとき、翼の下部では空気は翼に向かって押し付けられ、圧力は高くなる。

一方、翼の上部では、翼に沿って流れる空気は、遠心力により翼から離れようとして、翼の上部の圧力は小さくなる。

この圧力差によって、上向きの力が発生し浮力となる。

この浮力は、推力によって発生しているために、鳥も飛行機も前に進まなければ飛ばない。

 

鳥が羽ばたくのは、推力をつけるためなのである。

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